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Agru

Author:Agru
何に置いても人間性ってすごく大事だと思うんです。

もちろん、人の価値観は十人十色ですし、
どの価値観が正解でどの価値観が不正解とかは無いですけど。
ただ、実際自分の口に入る物だから〈食〉に携る現場の人が
どんな人なのかとか、どんな価値観なのかってすごく大事だと思うんです。

自分が生産者やってて、他の生産者さんや消費者さんと意見が食い違う事多々あります。
それで、じっくり話してみると、どちらが間違っているかではなくて..
少しのずれなんですけど、経験とか育った環境とか、知識とかで大きな隔たりが出来ていたりして。
それでもやっぱり自分の口に入る物だから譲れない部分があったりして。。


《AGRU》は食や農に対して、出会いのお手伝いをしたいんです。ホントに。
だって、そういう出会いを見つけた時に、本当に嬉しい事を知っているから。


〈つくりての立場〉から、〈調理してる立場〉から、〈食べる立場〉から、
それぞれの現場から伝えられる事、沢山ある筈です。それが、現場の宝です。

これからは、数多くの現場の声をお届け出来るように努めてまいります。
本当に本当に、素敵な出会いがありますように。

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2013.05.28 01:18|牛はのろのろと
はやし農園ヘッダ2
12人の地主さんから土地を借り、約50種類の品目を生産されている 神奈川県青葉区の『はやし農園』さん。宅配、卸、直売とさまざまな形で地元の皆さんに野菜を届ける『はやし農園』さんのスタイルはまさに地産地消。そんな『はやし農園』ブログ【牛はのろのろと】転載させて頂きます!『はやし農園』さんの参加されるイベント情報もブログ最後に掲載致しますので要チェックですよ~。                            はやし農園 お問い合わせ noronorotoaruku@yahoo.co.jp

『生ニンニク』

はやし農園_20130517

早どりして、乾燥させないで食べれないのかな・・・。
昨年、大きく育つにんにくを見ていて、そんな風に思ったのがきっかけで早速、ネットで調べてみました。
「早どり にんにく」、「生 にんにく」という具合に。

<収穫を迎えた時期、産地だけに出まわる生のにんにく。フレッシュな香りが楽しめる。乾燥させていないので、にんにくの肌がひと際美しい白色をしているのが特徴。>

あ~、やっぱり生にんにくってあるんだ。
まな板の上でにんにくをスライスすると、なるほど乾燥したものよりも瑞々しい。切り口から、にんにくのエキスが水滴になって垂れてしまうくらいに。
フライパンに油をひいて、スライスしたにんにくを炒めてみると、なんとも言えないフレッシュな香り。食べてみると、口のなかいっぱいに広がる豊かな風味。
近ごろ、市販のにんにくを食べると胃腸が調子悪くなることが多かったのですが、この生にんにくはそんなことはまったくありませんでした。

この生にんにく、今年は200個くらいを販売します。
早どりしたものには、葉つきで。
そしてこの葉のなかに隠れている「にんにくの芽」を探してください。
丁寧に葉をはがし、花芽を外して、柔らかいところを召し上がれます。
直売で販売しますが、たくさん欲しい方はあらかじめご注文いただけると幸いです。
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2013.05.04 23:47|牛はのろのろと
はやし農園ヘッダ2
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『攻めに転じる「分岐点」』


暖かくなり、寒くなり、また暖かくなり、寒くなり・・・。
その温度の移り変わりの先には必ず、「暖かくなり、暑くなる」という温度の分岐点のようなものがあるはずです。
そして当然のことながら、作物の種類や品種によって、その分岐点が異なります。
夏になれば、「あ~、あの品種にとって、あのときがそうだったね」と簡単にわかりますが、私のツタナイ経験だけでは季節を正確に予測するのはまだまだ難しいです。
それでも、チャンスがリスクを上回る時期を探しながら、ひとつひとつ「適期」を見つけていきます。

つい先週まで、霜の降りる心配をしていましたが、このところぽかぽか陽気が続きます。
ときどき季節はずれの寒気が来たり、晴天のため放射冷却が強まったり、温度の振れ幅の大きい4月でした。
霜の心配があるうちは、苗を植えるのを遅らせるか、ビニールの被覆資材を使って霜を防ぐか、いずれかの対策をとらなければ寒さのため枯れてしまいます。

このあたりでは、「ケヤキの老木の芽ぶき」を参考にするとよいという話を聞いたことがあります。
若いケヤキは桜が散り暖かくなるといっせいに芽を開き、葉を広げます。ですが、朝の冷え込みが強い年は、葉先が変色したり、運が悪いと葉が枯れたりすることがあります。
しかし、老木は的確に季節を読み、暖かな年は慎重に葉を広げ、寒さが遅くまで続く年は適期に勢いよく葉を伸ばすそうです。

温度の分岐点は、攻めに転じる分岐点でもあります。
いまは最高気温がおおむね20℃から25℃、多くの野菜にとって、生育するにはちょうどいい温度帯です。
25℃から30℃の夏を迎える前の、春の名残りのなかで、種を播き、苗を植えていきます。
丁寧にそして手早く、慎重かつ淡々と、とどまらない季節と共に次々と。

牛のろ_20130504

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2013.04.28 00:06|牛はのろのろと
はやし農園ヘッダ2
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『晩生の分け葱』


牛のろ_130404

晩生(おくて)の分け葱(わけねぎ)。
これを、少し茹でて酢味噌で和えた“ぬた”。
かみしめるほどに広がる素朴な甘みと葱の香り。
キュッ、ツルッ、ヌルッ・・・と、口のなかに残るナントモいえない食感。
葱の白と青。ふたつの個性を和えた“ぬた”には、この葱が欠かせません。

一般に作物は、品種の特性により、「わせ、なかて、おくて」の三つに分類されます。
漢字にすれば、早生、中手、晩生です。
早生は、比較的に「早く」播くことのできる品種。生育ステージも「早く」進み、文字どおり「早く」収穫できます。
旬の食材が皆さんの食卓にはじめてならぶとき、言い換えれば、旬の「走り」の時期に出回るものが、この「早生」であることが多いようです。
特にお米は、早く収穫できる早生の稲を「早稲(わせ)」と書くこともあります。
この辺りでもひと昔前まで、稲の収穫は10月の真っただ中に行っていたそうです。稲刈りをして、かけ干しをして、脱穀が終わるのは10月の終わり。おそらくその裏作として小麦を栽培していたことでしょう。かけ干しに使う木や竹を片づけて、田を起こし、小麦を播き、それから籾を摺って、精米して・・・白米として食卓にならぶのは11月も半ばを過ぎていたかもしれません。運悪く秋の長雨と台風が重なった年などは、もしかしたら12月に入ってから・・・なんてこともあったでしょう。

稲を早く収穫することが「悲願」だった時代を想像してみてください。
そうした時代、「早稲」という言葉の響き、輝き、力強さは、私たちが知るよりも大きな意味を持っていたのではないでしょうか。
早場米(はやばまい)、早田(はやた)、早稲田(わせだ)、早苗(さなえ)・・・など稲と「早」の字が組み合わさった言葉には、農家・農民のそうした想いが込められているような気がします。

次は「晩生」です。晩生は、早生よりも「遅い」ことを意味します。播く時期も「遅い」、生育ステージも「遅い」、収穫も当然ながら「遅い」品種になります。「遅い」ということは、生育期間が長くゆっくりと育つことになり、言い換えれば、味や香りがしっかりとして、食材そのものに奥行きが出てきます。旬の「盛り」や「名残り」の時期に出回るものが、この「晩生」に相当するようです。

「中手」はもうお分かりでしょう。「早生」と「晩生」の中間の品種になります。おおむね、旬の「盛り」を支える大切な品種と言えるかもしれません。
それ以外にも、「極早生(ごくわせ)」、「中早生(なかわせ)」、「中晩生(ちゅうばんせい)」など、四季の微妙な移り変わりに合わせて、多様な個性を備えた品種があることに改めて驚かされます。
早生はワセナラデワノ、フレッシュな香り、爽やかな味が輝くもの。中手はナカテナラデワノ、派手さはなく確かな味と食感を備えたもの。晩生はオクテナラデワノ、しっかりと熟成された奥深い香りとコクのある味、そして多彩な食感・・・。
ひとつの種のなかに、これだけの品質のバリエーションが存在することに、作物の奥深さを感じます。

さてここで「長葱」の話にもどりましょう。
私たちは一年を通じなにかと、「長葱」としてひと括りしてしまいがちです。
たいていの葱は種を播いてから10ヶ月以上の時間をかけ、手間を惜しまず栽培します。
丹精込めて土をかけ、白い根を育てれば「根深葱」、土をかけるのをほどほどにして、青い葉を育てる栽培方法をとれば「葉葱」。品種の特性によっても、皆さんの食卓によく登場する「一本葱」、二本が四本に・・・と分けつを繰り返す「分け葱」、球根を植えて葉を育てる「分葱(わけぎ)」など。葱が育つ季節、それを収穫する季節によっても、香りも味わいも楽しみ方も違ってきます。

一年でこの季節だけの特別な、晩生の分け葱。
ぜひ、“ぬた”にしてお召し上がりください。
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2013.04.02 15:46|牛はのろのろと
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『鉢上げ』


牛のろ3_28


先日、トマトなど小さな苗を「鉢上げ」しました。
鉢上げとは、文字どおり鉢に上げることを意味します。
トマト、ナス、ピーマンなどのナス科の野菜は、小さなトレイに種を播き、温床で発芽をさせます。ふた葉を広げ、本葉が伸びはじめたころ、その小さなトレイから鉢に移しかえる作業を「鉢上げ」といいます。

最初から鉢に播けば?と思う方もいるかもしれません。
数百という数の鉢を並べるには、かなり大きな温床が必要です。
この時期、ナス科の野菜だけでなく、ウリ科の野菜などの発芽にも温床を使います。
小さなスペースでたくさんの苗を育てるため、というのが鉢上げのひとつの理由です。
そしてもうひとつ。苗の育つのに合わせて鉢をかえることで、目に見えて生長に勢いがでてきます。土のなかで根がより広い空間を目指して勢いよく伸びるにつれ、今度は土の上の本葉がみるみるうちに大きくなります。
はじめてでた本葉を育ててやれば根が伸び、その根を伸ばしてやれば苗がひと回り大きくなる・・・。このような働きかけを繰り返すなかで、苗を育てることが、「鉢上げ」の本当の意味かもしれません。


この鉢上げ作業を、我が家で手の器用さに定評?のある上の子に手伝ってもらいました。
小さな苗には小さな手がとっても役に立つようです。私の大きく、分厚くなってしまった指では、やわらかくしなやかに苗を移しかえることはできないもので・・・。
小学校低学年にしては、なかなかヤルな!という出来栄えです。親に褒められ、得意になり、「またやるとき手伝うよ、教えて!」といっていました。
・・・どうやら、2才のころから危なっかしい手つきでハサミを使って、部屋のなかのありとあらゆる紙を、切って、切って、切りまくっていた効果がでたみたい、です。
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2013.03.19 21:18|牛はのろのろと
はやし農園ヘッダ2
12人の地主さんから土地を借り、約50種類の品目を生産されている 神奈川県青葉区の『はやし農園』さん。宅配、卸、直売とさまざまな形で地元の皆さんに野菜を届ける『はやし農園』さんのスタイルはまさに地産地消。そんな『はやし農園』ブログ【牛はのろのろと】転載させて頂きます!『はやし農園』さんの参加されるイベント情報もブログ最後に掲載致しますので要チェックですよ~。                            はやし農園 お問い合わせ noronorotoaruku@yahoo.co.jp

『地のものを届ける』


ジノモノ、ロジモノ、シュンノモノ。
最近の私の口ぐせです。
ジノモノは、「地のもの」、ロジモノは、「露地もの」、シュンノモノは、「旬のもの」。
三月を迎えるとやはり、『地のもの』を届けることの大切さを強く意識します。


あれから、二年が経ちました。
あのとき目に映った光景は、私の農業に大きく影響を与えています。
スーパーやドラックストア、コンビニ、ガソリンスタンドなど、いつも行くお店のあちこちで、食糧が、野菜が、品物が、燃料が、ありませんでした。
薄暗い店舗のなか、「なぜそんなにないのか」という理由はわかっているつもりであっても、私たちの暮らしの脆弱さに対して、なにか憤りみたいなものを感じたことを今でも思い返します。


その翌日まだまだ揺れが続くなか、畑で直売をしていました。
「あ~よかった、お米があった」とか「食べるものが手に入らなくて不安だ」とか、直売に来た人は口ぐちに言っていました。
お客さんの硬い表情がそのときだけでも和らいだのが印象的でした。
いろいろな物資を運ぶための流通はとどこおり、商店には食糧が届かない非常時、いつもどおりお米や野菜を届けることのできる「しくみ」とは、本当に大事だと痛感しました。


この「しくみ」を普段からつくれないか・・・。
畑や地元の飲食店、郵便局の軒先など、地元の方々が集う場所で直売を展開しながら、挑戦は続きます。
どちらかというと「珍しい」とか「新鮮さ」、「美味しさ」で人をひきつける『地場野菜』。
いつもはわかりにくいですが、「この三月」だからこそ見えてくる「地産地消」や「旬産旬消」の本当の意味。
先祖代々の土地とか、守るべき農地とかそういうタイソウなものを持ち合わせていない私のような農家だからこそ、『地のもの』の本質と、それを届けるしくみの大切さを伝えていかなければと考えています。


ところで、食糧や精神・生活の活力の源泉を意味する「糧」の字は、米へんに「量」と書きます。漢字の由来はわかりませんが、米に量が伴ってはじめて「糧(かて)」になるというのは興味深いところです。
私たちの農園も少しずつ生産量は増えてきましたが、今作はこの「量」を増やしていくことに、正面から向き合っていきたいと考えています。
そうしてはじめて、あのときの体験が私たちの「糧」になったと言える気がするので。

牛のろ13_3_14


(25.3.14)

☆3月のはやし農園さん情報☆
◇今月の販売品目◇
リーフレタス・長ネギ・人参・里芋・もち米・米・黒米・地粉乾燥うどん・京菜・カラシナ・菜花・ほうれん草 など
◇直売◇
鴨志田郵便局前 3/4(月)・3/11(月)・3/25(月)
カモカモマーケット/フラメシ前 3/10(日) 3/24(日)
はやし農園内 毎週土曜日2時頃 ※作業内容により直売する畑が変更になる場合がございます。詳しくはこちら

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